
食事を楽しんだあとのもう一軒。音楽フリークのあなたなら北浜の『Compufunk Records』に行くべきなんです。『Compufunk Records』は大阪のハウスミュージックシーンをリードすると言われるスポット。昼間はレコード屋ですが、夜になると一転、ハウスが流れるミュージックバーになります。週末は店内のDJブースで音楽イベントが行われています。さすがレコード屋が経営するバー。音響設備にもこだわった「聴かせる」バーで、酒と音楽に気持ちよく酔えます。
『Compufunk Records』とはどんな場所?
大阪北浜の雑居ビル2階に、夜な夜な音楽フリークが集まるレコード屋『Compufunk Records』があります。

昼間はレコード屋。店主がこだわって選んだレコードを求めて、世界中からお客さんが集まります。ジャンルはハウス・テクノミュージックが中心です。

夜は一転、レコード屋がミュージックバーになります。バーカウンターの後ろはガラス張りになっていて、水都大阪を象徴する土佐堀川の美しい景色が見えます。店内にはDJブースがあり、週末は世界中から有名なDJが集まり演奏します。2019年にはロンドン発のエレクトロミュージックマガジンRA(Resident Advisor)(毎月350万人に読まれるWEBマガジン )で大阪の文化を象徴する音楽スポットとして紹介されました。
RAのWEBサイトには『Compufunk Records』が紹介される動画もアップされています。紹介しているのは大阪出身で世界的に有名なDJ AOKI TAKAMASAさんです。


こだわりのスピーカーを備えたDJブース


スピーカーはJBL、YAMAHA、PIONEER、MACKIEを使っています。今メインで使っているスピーカーは「PIONEERのXPRS15」。くっきりと浮かび上がる音の輪郭、みぞおちにまで響く低音、奥行きと臨場感が特徴です。サヴウーファーは「YAMAHA SW218V」。
他にもたくさんのスピーカーがあり、イベントに出演するアーティスト によって使い分けているそう。いつきても、ハウスミュージックを最高の音質で楽しむことができます。
音楽フリークが絶賛するハウスミュージックイベント
週末はハウスミュージックのイベントが行われます。イベントは店主山川さんが企画するものと、DJやイベンターよる持ち込み企画の2種類です。過去にイベントを行った有名なDJは
国内からはshingo02、ikeda masanori、aoki takamasa。海外からはGERALD MITCHELL 、
Ceephax Acidなど。ハウスミュージック好きにとってはそうそうたるメンバーです。
Shing02:ヒップホップ界では“バイリンガルラッパー”と呼ばれ、独自の“道”を歩むNY在住ミュージシャン。HP: http://e22.com/
Ikeda masnori:90年代にロンドンで活動開始。2000年にMansfield名義のEP『6 Complexions Of Mansfield』でメジャー・デビュー。
aoki takamasa:日本を代表する気鋭のエレクトロニック・ミュージック・クリエイター
HP:http://www.aokitakamasa.com/
ゲストを気持ちよく酔わせるメニュー

バーではウイスキー、ジン、ウォッカ、ラム、などをベースにしたカクテルを楽しむことができます。それぞれ600円からでチャージなし。フードは徒歩30秒の「大衆肉居酒屋 ブルーキッチン&ボトルズ」から配達されるそう。おつまみからパスタまで楽しめます。

『Compufunk Records』は大きなスピーカーから流れるハウスミュージックを聞きながら、楽しむお酒が最高でした。また、ガラス張りの一面から見える夜景が最高! 週末に行われるDJイベントは、音響やアーティストがいいのはもちろんアーティスト自身が楽しんでプレイしている姿が印象的でした。アーティストとお客さんが一緒に空間を作り上げる一体感を強く感じます。私は2009年からフジロックでスタッフとして活動してきたので、音楽のハコを見る目は養われているつもり。そんな私がハウスミュージック好きにぜひ勧めたい場所です。
名前 | Compufunk Records |
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住所 | 〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東1−29 GROW北浜ビル(北浜ビル2号館)2F |
電話番号 | |
営業時間 | 15:00〜22:30(イベント時は変更あり)*月曜日は休み |
HP | |