お笑いの聖地と言われる大阪の劇場。そこでは他の地域では見られない特徴があるんです。それは芸人が観客を笑わせるだけではなく、観客が舞台上の芸人にツッコミを入れるということ。大阪人にとって漫才は芸人と観客が一体となって作るもので、時には芸人よりも観客が先に突っ込むことも。そんなテレビでは見ることができない大阪の漫才を劇場で体験してみませんか?
大阪で60年の歴史をもつ吉本新喜劇とは?
吉本新喜劇は6人の座長と100名を超える座員で構成される劇団です。1962年から始まり、2019年には60周年を迎えました。今年は60周年を記念して、ワールドツアーと称される全国ツアーが行なわれています。吉本新喜劇の講演は毎週内容が変わるので、何度みても楽しむことができます。座長と作家さんが中心となり、約2週間で作品を作りこみます。その後、舞台の担当者とのやりとりを経て、台本となり、座員の前に届くのは3日前。そこから芸人さんが深夜まで稽古を重ね、ようやく舞台で披露されることになります。担当座長によって講演の特徴が異なるので、お気に入りの座長を見つけるのもおすすめです。
劇場で観る生の漫才の迫力と臨場感
劇場の特徴は、プロの芸人と観客が共に作る舞台の熱量です。テンポの速い関西弁で繰り広げられるボケとツッコミ。時には芸人よりも先に突っ込むお笑いを愛する関西人。大阪の劇場では演者と観客の間には、共に良い舞台を作りあげようという心意気があるんです。
劇場はこんな雰囲気。https://laughmaga.yoshimoto.co.jp/archives/4414
ベテランから今話題の若手芸人まで楽しめるなんばグランド花月
なんばグランド花月は大阪道頓堀にある収容人数1000人の劇場です。お笑い好きの中では「笑いの聖地」とも呼ぼれています。午前の部は9:15から1公演目がスタート、午後は12:15と15:15分からの2公演。各講演はそれぞれ3時間です。チケット料金は1階指定席4,800円、2階の指定席4,300円となっています。当日券は1階指定席4,800円。2階指定席4,300円です。
期待の若手芸人を見つける吉本漫才劇場
気に入りの若手芸人を見つけたいあなたにおすすめするのは吉本漫才劇場。場所はなんばグランド花月から歩いて徒歩5分。チケット代はなんばグランド花月と比べると、1500~2500円でお手軽! 公演時間は120分です。お手軽価格で鑑賞できますが、出演する芸人さんは全国的にはまだシラれていない人も多いですが、漫才の実力は本格的。ここでなら自分だけのお気に入りのお笑い芸人を見つけられるはず!
大阪の劇場はダウンタウンや明石家さんまなど、人気芸人が切磋琢磨して実力を磨いてきた場所です。そんなお笑いの聖地大阪の劇場に、足を運んで観てください。ここでしか観られない関西弁の漫才を楽しんだり、今まで知らなかった若手芸人を見つけることができたら、もっと大阪のお笑いのことが好きになるはずです!
名前 | なんばグランド花月 |
---|---|
住所 | 〒542-0075 |
TEL | 06-6641-0888 |
HP | |
名前 | 吉本漫才劇場 |
住所 | 〒542-0075 |
TEL | 06-6646-0365 |
HP |