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桜川の名店『カヌレ堂』。洗練された空間で、
宝石を選ぶかのようにカヌレを選ぶ。

カヌレとはフランス発祥の伝統的な洋菓子のこと。特徴はころっとした見た目と上品な味わい。最近では大阪でもパン屋やケーキ屋でよく見かけるようになりました。

 

その中でも特に人気なのが『カヌレ堂』。朝10時のオープンと同時に、2坪の小さなお店の前には、たくさんの人が並びます。Tiwtterで「売り切れました、今日は閉店です」と書かれることもしばしば。

行列が絶えない『カヌレ堂』。人気の理由はカヌレ自体のおいしさと、内装やパッケージの美しさ。カヌレを愛するスタッフと有名な大阪のデザイン会社が作り上げた大人気のお店を紹介します。

 

ショーケースの中に洋菓子が? 

『カヌレ堂 CANELÉ du JAPON(カヌレ ドゥ ジャポン)』は2012年にオープンしたテイクアウト専門の小さなお店。大阪千日前線桜川駅から徒歩5分、JR難波駅から徒歩10分の場所にあります。

カヌレのイラストが描かれた白い暖簾をくぐると、アンティーク風のショーケースの中に宝石のようにかわいらしい姿の洋菓子が。

 

季節限定のカヌレで、日本の四季を感じる 

『カヌレ堂』では毎月1日に季節限定の商品が発表されます。そこには「日本の四季を感じ、味わってもらいたい」という想いが詰まっているそう。

 

今回、取材させていただいた月の季節限定カヌレは「焼きとうもろこし」と「オレンジとアーモンド」でした。

 

デザインのプロが手掛けた、カヌレ堂の唯一無二な世界観

美味しいカヌレはもちろんのこと、『カヌレ堂』の作る世界観も人気の理由。
お店ではカヌレ以外にもオリジナルのグッズが販売されています。

『カヌレ堂』のオリジナル靴下。製作は奈良のNISHIGUTI KUTUSHITA(http://11-11.jp/)さん。
『カヌレ堂』オリジナルのドリップバック。ブレンドは大阪玉造の珈琲屋、ヒロフミフジタ(http://www.hirofumifujitacoffee.com/)さん。
カヌレ堂オリジナルグッズ

ギフト用のクラフト紙のケースの中にはオリジナルのショップカードが入っています。『カヌレ堂』のデザインはロゴ、ショップカード、スタッフの制服に到るまで、大阪にあるブランディングデザイン会社8ottoが担当してます。


美味しさを伝えるための工夫とは?

カヌレ堂スタッフの今岡さんに聞いてみました。

デザインコンセプトは日本人の奥ゆかしさです。日本人が持つ繊細さを、箱を開けてからカヌレが見えるまで表現したいと思い、デザインしました。

デザインで大事にしたのはグラフィックデザインの表現に頼りすぎないこと。主役のカヌレが、どうやったらもっと美味しく見えるのかを追求しました。

例えば、箱の色や内側のパラフィン紙の色を選ぶときも、カヌレが美味しさを伝えられるものはどれか? を判断基準にしたんです

贈り物としても大人気のカヌレ。ひとつ120円から手軽に購入できます。一番人気は8個入りのセットだそう。定番のカヌレ6種と季節のカヌレ2種が入っています。

 


ギフト用の包装もおしゃれで、ちょっとした手土産にも最適です。ただし、カヌレには保存料を使っていないため、賞味期限には気をつけること。

 

完売で閉店してしまう日もしばしば…な『カヌレ堂』では、電話で取り置きをしてもらうことも可能だそう。なので絶対食べたい!という方には予約することをおすすめします。

 

美味しいカヌレと世界観を楽しみに『カヌレ堂』を訪れてみてはいかがでしょか。

執筆・写真撮影ヤマシタ(yamashita1986

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店名

カヌレ堂 CANELE du JAPON

住所

大阪府大阪市浪速区桜川1丁目6-24


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営業時間

10:00~19:00(水曜定休)
*売り切れ次第終了

TEL

070-6920-8880

HP

http://canele.jp/

Twitter

https://twitter.com/CANELE_JP

Instagram

https://www.instagram.com/caneledujapon/

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